2009年12月27日

オペレッタ『メリー・ウィドウ』より「ヴィリアの歌」

 今回のレクチャーコンサート・シリーズの通奏低音を奏でるオペレッタ『メリー・ウィドウ』は、ドイツ語、英語、フランス語など様々な言語で上演されますが、まずは原典であるドイツ語で歌います。もっとも、台本の原作はアンリ・メイヤックというフランス人作家のものでありますし、舞台もパリ。ハンナと別れたダニロは、パリの『マクシム』で飲んだくれています。一方、年寄りの大富豪と結婚し、たちまち未亡人となったハンナもパリに乗り込み、自らのサロンを構えて舞踏会を催し、そこで劇中劇のように歌うのがこの「ヴィリアの歌」。内容はオペレッタの本筋とは関係ありませんが、男を迷わす妖精ヴィリアを歌ってみせるハンナのコケットな性格がよく現われています。




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 当講座のお申し込みは、下記まで:

  明治大学関係者の方は、和泉校舎メディア棟1階講師控室の永倉まで(月・金の1、2、3限出講)

  休み中などは、プロメッサ総合研究所:http://www.vivereprom.com/

 予約の詳細はこのブログのこちら:
http://salon-cultures.seesaa.net/article/135181789.html

 講座のプログラムはこのブログのこちら:
http://salon-cultures.seesaa.net/article/135181420.html

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2009年12月26日

講座プログラムの仕掛け〜Non ti scordar di me

講座のプログラムには、ナポリターナも何曲か入っております。
ナポリターナというと、「オー・ソレ・ミオ」などが浮かぶかと思いますが、もっと違った感じの曲も多いのです。
初日のプログラムに入っている「忘れな草Non ti scordar di me」は、去ってしまった恋人への呼びかけの歌。
講座のプログラムは、実は通して聴くと一つの恋物語が透けて見えるように構成されております。その一つの軸となるのが、オペレッタ『メリー・ウィドウ』。
このオペレッタは、大金持ちの夫を亡くした美しい未亡人ハンナが、かつての恋人で貴族のダニロと再会するところから始まります。かつてハンナは、平民だったため、ダニロとの恋は実らなかったのでした。
こうしたコンテクストの上に置くと、『忘れな草』も、『ぼくのことを忘れないで』『私のことを忘れないで』と呼び交しながら別れざるを得ない恋人たちの歌に聞こえてくるのですね。

このように、当サロンにおいては、一つの曲にも演出を加え、通常の演奏とは異なる粋な味付けをしてお楽しみいただけるように、様々な工夫をしてまいります。どうぞお楽しみに。




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 当講座では、受講される方からの出演希望を受け付けております。音楽に限らず、作品の出展も可能です(いずれも審査あり)。下記までお問い合わせ下さい。

  明治大学関係者の方は、和泉校舎メディア棟1階講師控室の永倉まで(月・金の1、2、3限出講)

  休み中などは、プロメッサ総合研究所:http://www.vivereprom.com/

 やってみたいが本番が不安、という方は、レッスンのご相談も承ります。ワンレッスンで声が変わります。特に、声量のない方は、劇的に出るようになります。実感…(苦笑)

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2009年12月21日

「旅への誘い」091213

 このブログでは、ちょっとお恥ずかしいのですが、講座でのコンサート本番に向けての練習記録も載せてまいります。今日、お目にかけるーー違った、お耳にかける(?)――のは、講座初日に「いらっしゃいませの曲」として使う予定の、「旅への誘いL'invitation au voyage」です。



 作曲家は、アンリ・デュパルク(Henri Dupard, 1848-1933)。原詩はシャルル・ボードレール(Charles Baudelaire, 1821-1867)。原詩の初出は1855年6月1日号『両世界評論』誌。曲の制作は1870年。発表が1872年です。

今回は、1番のみを唱います。


L'invitation au voyage

Mon enfant, ma sœur,
Songe à la douceur
D'aller là-bas vivre ensemble!
Aimer à loisir,
Aimer et mourir
Au pays qui te ressemble!
Les soleils mouillés
De ces ciels brouillés
Pour mon esprit ont les charmes
Si mystérieux
De tes traîtres yeux,
Brillant à travers leurs larmes.

Là, tout n'est qu'ordre et beauté
Luxe, calme et volupté.


我が子にして妹よ
夢にもみよ あの甘さを
かの地に行きてともに暮らす あの甘美を!
思うさま愛し
愛し そして死ぬ!
あのかすむ空の
潤んだ太陽は
私にとり お前の裏切りの眼の
かくも神秘な魅力をたたえている

かの地ではものみなが秩序と美のみに従う
ものみなが豪奢 静寂 そして官能


原詩が3番相当分あるところ、デュパルクは2番相当部分を削って作曲しています。
伴奏ピアニスト、住まいが遠くなもので、しばらくはアカペラでの掲載となることをお許し下さい。
 まだ、全体をもっと細く明るく、など、気をつけて、もっとよくしていきたいと思います。応援していただければ、うれしいです。



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 当講座では、受講される方からの出演希望を受け付けております。音楽に限らず、作品の出展も可能です(いずれも審査あり)。下記までお問い合わせ下さい。

  明治大学関係者の方は、和泉校舎メディア棟1階講師控室の永倉まで(月・金の1、2、3限出講)

  学外の方は、プロメッサ総合研究所:http://www.vivereprom.com/

 やってみたいが本番が不安、という方は、レッスンのご相談も承ります。

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